S18 ダブル 最終76位【ポケモン剣盾】

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こんにちは。

今期はいつも以上にモチベーションがあった為、2桁には入りたいと思っていました。

伝説環境ではあまりいい構築に辿り着かず、個人的には全国ダブルの方が得意なのも理由の一つだと思います。

結果として、最終2桁に残れたので構築記事を書いていきたいと思います。

最後まで見ていただけると嬉しいです。

宜しくお願い致します。

 

では本題へ。

 

構築経緯

 

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伝説環境が始まる前のシーズンで弱点保険ツンデツンデの前抜き性能の高さを知り、伝説環境でもツンデツンデを使用していた。(伝説環境では失敗だったかも知れない)

今回の全国ダブルでもツンデツンデを軸にしようと決めていたのでその周りとしてS14として使用感が良かった3匹の採用は決めていた。

S14構築記事

https://masupoke.hatenablog.jp/entry/2021/02/01/120344

 

4匹の採用はすぐに決まったが残りの2匹の枠がランドロス、カプレヒレ、ゴリランダー等考えたがあまりしっくりこなかった。

決めていた4匹ではガオガエンの処理がやっかいなこともあり、まけんきボルトロスを採用しもう1匹は性能の高いランドロスを結局採用することとした。

しかし、ボルトロスランドロスの初手で行くと後ろの選出があまり強くないと感じ、構築としての感触は良くなかった。(ボルトロスが初手ダイマックスする為)

 

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ボルトロスランドロスの改良を考えた時に1番に対策を考えるのがガオガエン。そのガオガエンに強い水ウーラオスを考えた。さらに後述する選出パターンで困っていた初手このゆびトリルの最後の枠としてタスキ持ちも探しており、ウーラオスであれは適任だと感じた。

選出段階でレイスポスが見えるとガオガエンが初手に選出される確率が高いと考えており、初手でウーラオスと合わしたかったがガオガエン猫騙しによって破壊されることは予想できた。

そこで猫騙しを止めるべくサイコメイカー持ちのイエッサンを考えた。イエッサンではあれは猫騙しを封じることができ、トリックルームの天敵であるモロバレルにも強く出れるので適任だった。さらにはこのゆびとまれでのトリックルームサポートもできるのでこの構築での役割がしっかり持てることによりイエッサンの採用を決めた。

 

個別解説

S14と同じポケモンは所々引用しています。

 

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レイスポス@こうかくレンズ

おくびょう くろのいななき

175-x-80(4)-197(252)-100-200(252)

シャドーボール

バークアウト

おにび

まもる

基本的に初手選出。苦手相手にもバークアウトやおにびを入れサマヨールトリックルームに繋げる役目。特徴が持ち物のこうかくレンズ。きあいのタスキと迷ったが初手でおにびの選択も多く、おにびを外すと負けるケースが多いのでこうかくレンズとした。おにび又はバークアウトを入れればレイスポスが生存することも多かったのでこうかくレンズでよかったと思っている。使用感は抜群によかった。ちょうはつとまもるでも迷ったがトリックルームは大歓迎でありそこまでちょうはつの必要性を感じなかったためまもるの採用とした。耐久については期待してないので雑に扱い、後ろに繋げる意識をしていたことも使用感の良さに繋がった。

 

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イエッサン♀@ナモのみ

れいせい サイコメイカ

177(252)-x-86(4)-161(252)-125-81(最遅)

ワイドフォース

マジカルフレイム

このゆびとまれ

まもる

サイコメイカーにより猫騙しや悪戯心のちょうはつを封じることができた。

役割的には耐久振りの方がいいと思うが、居座りターンが長くなってしまいトリックルームのターン消費してしまうのことを1番に避けたかった為、耐久はH振りだけとした。ワイドフォースの火力が欲しいことと、フィールドは必ず取りたかったのでれいせいの最遅とした。

技構成についてはワイドフォースとこのゆびとまれは確定とし、マジカルシャインの採用も考えたがナットレイに対して役割を持たせたくマジカルフレイムとした。対ウーラオスの時にマジカルシャインにしておけば良かったと感じたことがかなりあったのでマジカルシャインでいいと思う。

まもるの使用回数のあまり多くなかったのでまもるの枠にマジカルシャインでもいいかも知れない。

 

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トゲキッス@ソクノのみ

おだやか きょううん

189(228)-x-115-140-177(204)-110(76)

マジカルシャイン

あくび

このゆびとまれ

まもる

初手にレイスポスと選出しあくびを入れる。あいてのダイマックスポケモンにあくびを入れることができれば大きく勝ちへ近づく。レイスポスが落ちた際はこのゆびとまれトリックルームの補助をしてもらったので役割として結構多かった。耐久が優秀なのでしっかりと役割を果たしてくれた。S14では+1上昇でウーラオス抜きとしていたが、必要性を感じなかった為、B振りへと変更した。苦手なレジエレキに対しても積極的に選出した。ソクノのみなのでエレキネットでは大きなダメージは入らずそこまで不利とは思わなかった。レジエレキによって使用率は減ったが個人的にはまだまだ環境で戦える能力があると思っている。

 

 

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ツンデツンデ@じゃくてんほけん

ゆうかん ビーストブースト

168(252)-201(252)-231-x-122(4)-29

いわなだれ

ジャイロボール

ボディプレス

トリックルーム

本構築のダイマックスエース。全ての試合ツンデツンデダイマックスしていった。個体について、さみしがりツンデツンデによるビーストブーストでA上昇も考えたが、じゃくてんほけん型のツンデツンデにはビーストブーストでBを上昇させるほうが強いと感じた為ゆうかんのツンデツンデとした。もともとさみしがりツンデツンデでB個体を下げるのが勿体ないと思っていた。じゃくてんほけんでA2段階上昇した後にダイスチルで相手をワンパンし、B2段階上昇する流れが強かった。対ブリザポスには一見有利と思われるがブリザポスがダイアースをもっている為そこまで有利とも考えていない。ただB上昇した状態であれば有利対面だと思っている。特殊耐久が少し気になるがそこはダイロックの砂でカバーしていった。このダイスチル、ダイロックがタイプ一致で打てるのがツンデツンデの強さだと思う。Sについては個体値31下降で最遅サマヨールより2早い数値となるのでじゃくてんほけん起動のために個体値31とした。また下記のサマヨールトリックルームをした際に自分の場にトゲキッスサマヨールの場合、場持ちが良いのでトリックルームターンが無駄になってしまうことがあった。そこで自らトリックルームを選択してトリックルームターンを無駄にせずダイマックスしていける点も強かった。

 

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サマヨール@しんかのきせき

のんき おみとおし

147(252)-90-183(132)-x-166(124)-27※最遅

ナイトヘッド

じならし

サイドチェンジ

トリックルーム

ツンデツンデじゃくてんほけん起動、トリックルーム要員。じゃくてんほけん起動にはやはりサマヨールが優秀であった。技構成について最初はサイドチェンジではなくいたみわけを採用としていたが、後発サマヨールにいたみわけは必要と感じなかった。さらにツンデツンデが狙われる際のサイドチェンジがかなり強かった。じならしを後はナイトヘッドで削るかサイドチェンジで透かすことができるので改めて優秀なポケモンだと感じた。

 

 

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ウーラオス(連撃)@きあいのタスキ

ようき ふかしのこぶし

176(4)-182(252)-120-x-80-163(252)

すいりゅうれんだ

インファイト

アクアジェット

まもる

本構築のタスキ枠。技構成については基本的なウーラオスの型とした。水ウーラオスの良さとしてはガオガエンランドロス、悪ウーラオスに強いこと。選出段階で残り1匹に迷うことなく選出できるので安定感は変わらず良かった。

 

選出パターン

 

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基本選出となる。

初手でレイスポスのバークアウトorおにびで相手のダイマックスポケモンを封じ、隣のポケモントゲキッスのあくびを入れることを考える。その後、サマヨールトリックルームを展開し、じならし弱点保険ツンデツンデで全抜きをする。

例)

ボルトロスランドロス

ボルトロスは特殊型の可能性もある為、レイスポスのおにびをランドロス方向。ボルトロス方向にトゲキッスのあくびを入れ崩壊させる。

※ラムのみはキツい

 

フシギバナコータス

相手目線としてこのゆびとまれを意識しダイアシッドをトゲキッスに打ってくる事が多いので、下からレイスポスのバークアウト、フシギバナ方向にあくびを入れる。

この初手でレイスポスが倒された場合、次ターンにこのゆびとまれフシギバナの攻撃を貰い、上からツンデツンデのダイロックをコータス方向へ。

レイスポスが倒されなかった場合、トゲキッスの生存を優先しながらレイスポスでコータスを削る。

 

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ガオガエンが初手で選択されそうな場合やエルフーンを封じたい場合の選出。

ガオガエンがいる場合必ずこの選出をするのではなく、相手の構築の初手ガオガエンが重く感じた時の選出となる。

ガオガエンがいる場合でも基本選出することもあるので相手の構築を見ながら選出していく。

 

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初手からこのゆびトリルを通していく選出。

基本選出でセキタンザンやレジエレキのエレキネットなどで崩壊されそうな時に選出することが多かった。

例)

セキタンザン構築

サマヨールトゲキッスを選出。セキタンザン方向へあくびを選択しトリックルーム展開へ。

トゲキッスがキョダイフンセキで落とされる場合は次のターンにじならし展開。

サマヨールが狙われる場合はサマヨールが耐えるのでトリックルーム展開+セキタンザンへあくびが入るので次ターンにこのゆびとまれサマヨールツンデツンデにバックし、ツンデツンデサマヨール展開へ持っていく。

 

決まった相手への選出パターンは多くないがほとんど基本選出となる。

その基本選出がキツい時だけ展開を考えながら選出していった。

レジエレキは基本的に選出されるのでどういった展開で落としていくかを軸に考える。

※基本選出でも対応可。

重いポケモンとして、レジエレキ、モロバレルナットレイレジスチルなどであったが勝てないことはなかったのでプレイングでカバーしていくことも多かった。

 

おわりに

 

久しぶりの全国ダブルは色々な構築と当たる事ができ最高に楽しかったです。

ちょくちょくYouTubeで放送しているので、良ければ見に来てください。

https://youtube.com/channel/UC7zDZe65hWAlFjZjheHE3eg

次のシーズンでは新たな構築を探しながら潜ると思いますが、勝てなかったらこの構築でやってきいますw

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

今度は50位以内を目指して頑張っていきたいと思います!!