S23 ダブル 最終67位【ポケモン剣盾】
こんにちは。
S23にて本ロム、両ロムともに2桁に残れたので構築記事を書いていきます。
TN:ます 最終67位
TN:メガロトム 最終71位
S24以降はルールが変更するので参考になるかは分かりませんが最後まで見ていただけると幸いです。
それでは本題へ。
構築経緯
ルール序盤はザシアンをメインで使っており、対戦の中で使ってたみたいなと感じた構築がトリルカイオーガだった。
その為、ORASの周回を行いカイオーガの最遅厳選を行った。久しぶりに3世代のストーリーを進められて楽しかったがめんどくさかった...
無事、カイオーガの最遅厳選が終わりランクマで使用したが中々上手く使いこなせなかった。
理由としてはカイオーガをトリル下で着地させるのが難しく、同じく使用していたナットレイの方が活躍していた。
そこでカイオーガには上からしおふきしてもらい、その後トリックルームでナットレイ等に締めてもらう方向性で考えた。
カイオーガ軸は決めていたので、禁伝枠として決定でありトリックルーム役は黒バドに有利を取れるポリゴン2とした。トリル下でハチマキナットレイの火力が良かったので採用を続け、同じく黒バド、ザシアン対策としてガオガエンを採用。この4匹はすぐに決定した。
イエッサン♀を最初は採用していた。理由としてはサイコメイカーでねこだましを封じ、トリックルーム展開しやすい為。しかし、火力が無くこのゆびとまれをする機会がほとんどなかった為、自らトリックルーム展開できるイエッサン♂で採用した。これにより多少火力が上がり、トリックルーム展開もしやすくなった。
カイオーガのゴリランダー対策必須ポケモン。最初はイエッサンのサイコメイカーでゴリランダー対策を行っていたが、それだけでは当然厳しく、アマージョを採用した。
個別解説
おくびょう あめふらし
175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)
しおふき
ねっとう
かみなり
禁伝枠。絶対的エース。スカーフの理由としては構築経緯でも書いた通り、上からしおふきを打ってトリル展開していく構築の為。技構成についてはしおふきは確定とし、ワイドガード対策としてねっとうを採用している。残り2枠についてはかみなり、こんげんのはどう、れいとうビームが候補にあった。かみなりについてはカイオーガミラーの際に選択すると思ったが、ほとんどしおふきの選択だったのでれいとうビームでも良いと思う。こんげんのはどうについてはカイオーガの体力が少ない状態から入れ替えをしても高火力を出せるように採用。こんげんのはどうも多く使用した。
なまいき ダウンロード
192(252)-x-127(132)-125-144(124)-58※最遅
トライアタック
トリックルーム要員。黒バドに強く、ほとんどの試合で選出した。努力値については特に誰も意識しておらず、満遍なく固くしている。技についてはサイドチェンジ、イカサマ等も候補にあったが抜ける技が無く上記の技となった。全ての技を使用し、一般的なポリゴン2だがやっぱり強かった。
イエッサン♂@きあいのタスキ
れいせい サイコメイカー
167(252)-x-76(4)-172(252)-115-90※最遅
ワイドフォース
てだすけ
第2のトリックルーム要員。しかしトリックルームはあまり使用せず、ワイドフォースやてだすけでカイオーガのサブを担った。耐久についてはかなり不安だが、火力重視だった為、耐久にはあまり振っていない。その為トリックルームの使用には少々不安があり、使用を控えた。エルフーンやトルネロスのいたずらごころ相手にはかなり刺さるのでトリックルームを使用していった。サイコメイカーはやはり強力であり、カイオーガが苦手なモロバレルにも優位を取れたので構築には欠かせないポケモンだった。
アマージョ@こうかくレンズ
ようき じょうおうのいげん
147-172(252)-119(4)-x-118-136(252)
グラススライダー
てだすけ
カイオーガの相方。というよりカイオーガの天敵であるゴリランダーに強くゴリランダーを見たらカイオーガと共に初手選出することが多かった。最速の理由としてはゴリランダーにとんぼがえりさせずにトリプルアクセルで倒すため。(カイオーガのしおふき込み) 持ち物についてはパワーウィップ、トリプルアクセルを外したくないだけ。こうかくレンズのおかげで技外しは1度も無く技外しで負けることは無かった。てだすけの採用についてはゴリランダーを狙って選出するがゴリランダーが来なかった場合にカイオーガにてだすけするため。これによりしおふき耐え調整しているザシアンも一撃で持っていけるため、めちゃくちゃに強かった。
ガオガエン@フィラのみ
のんき いかく
202(252)-132-138(124)-x-127(132)-58※最遅
とんぼがえり
このルールでの入れ得ポケモン。特に黒バドに強く、黒バド相手にはポリゴン2と一緒に確定で選出した。いかくのサイクルを回す役割よりトリックルーム下でフレアドライブとDDラリアットで削ることの方が多かった。なので、努力値についてはもっと火力に振っても良いかもしれない。カイオーガが苦手とするレジエレキにねこだましを打つ役割もあり、やはり活躍は多かった。
ナットレイ@こだわりハチマキ
ゆうかん てつのトゲ
181(252)-160(252)-151-x-137(4)-22※最遅
ジャイロボール
ボディプレス
裏エース。絶対選出ではないがザシアン、黒バド、カイオーガ、グラードン等に有効なダメージを与えることができるので選出は多かった。こだわりハチマキなので火力は出るが裏のポケモンを考えながら選択しないといけないので難しい。ジャイロボールとアイアンヘッドについてはどちらかでいいかもしれないが両方使用したことと、他の技が必要と感じなかった為、両採用とした。
選出パターン
VSザシアン
基本的にゴリランダーがいるが、いない場合はアマージョをガオガエンorイエッサンに変更。
最終日はてだすけしおふきでザシアンを破壊することが多かった。
ザシアン構築はパターンが多すぎてなかなか書ききれません。すいません。
VS黒バド、コジョンド
ワイドガードケアでねっとうをコジョンドに打ちながらトリックルーム展開。
イエッサンが落とされても次のポリゴン2で展開していく。カイオーガはなるべくトリックルームが切れた時に使いたいのでトリックルーム展開できると引くことが多かった。
VSトルネオーガ
相手はイエッサンのトリックルームを嫌がって両攻撃してくることが多かったので、上からしおふきでトルネロスを落とし、トリックルーム展開。カイオーガを引いてポリゴン2、ナットレイで優位盤面を作りながらカイオーガで締めるケースが多かった。
VSグラードン
カイオーガを初手に出すと確定で天気を取られるのでなるべくカイオーガを後から出せるように心がけた。猫トリルでナットレイを展開しつつ、トリックルームが切れた後にカイオーガで締める。
VSムゲダイナ
ムゲダイナについてはカイオーガの刺さりが良くないので初手しおふきを選択して雑に扱う。後ろからトリックルーム展開できるようにイエッサン、ナットレイを大事に使う。プレイングが重要だがあまり負けなかった。
このルールについてはかなり多くのパターンがあり、あまり決まりきった選出パターンは無いが、上記を基本的な考えとして選出していった。
キツい相手
レジエレキ
カイオーガの天敵であり、トリル展開すると突破は可能だが初手でカイオーガと対面するとキツい。
ウーラオス(どっちも)
初手レジエレキ、ウーラオスの対面が1番キツかった。
ほとんど負けた。
有効な技がガオガエンのフレアドライブのみ。雨が降っていると威力半減でキツい。
積まれたら終わる。単体では1番キツいポケモンだった。
おわりに
あまりこのルールについては自信がなかったが、過去の2シーズンよりいい順位が取れたので良かったです。もっといい順位を目指していきたかったが、謎に満足してしまい終わってしまいました。
来シーズンは満足しないように頑張ります。
最近は全く放送してませんが、たまにしてるのでよければ見に来てください!
最後まで見ていただきありがとうございました!
S18 ダブル 最終76位【ポケモン剣盾】
こんにちは。
今期はいつも以上にモチベーションがあった為、2桁には入りたいと思っていました。
伝説環境ではあまりいい構築に辿り着かず、個人的には全国ダブルの方が得意なのも理由の一つだと思います。
結果として、最終2桁に残れたので構築記事を書いていきたいと思います。
最後まで見ていただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
では本題へ。
構築経緯
伝説環境が始まる前のシーズンで弱点保険ツンデツンデの前抜き性能の高さを知り、伝説環境でもツンデツンデを使用していた。(伝説環境では失敗だったかも知れない)
今回の全国ダブルでもツンデツンデを軸にしようと決めていたのでその周りとしてS14として使用感が良かった3匹の採用は決めていた。
S14構築記事
https://masupoke.hatenablog.jp/entry/2021/02/01/120344
4匹の採用はすぐに決まったが残りの2匹の枠がランドロス、カプレヒレ、ゴリランダー等考えたがあまりしっくりこなかった。
決めていた4匹ではガオガエンの処理がやっかいなこともあり、まけんきボルトロスを採用しもう1匹は性能の高いランドロスを結局採用することとした。
しかし、ボルトロスランドロスの初手で行くと後ろの選出があまり強くないと感じ、構築としての感触は良くなかった。(ボルトロスが初手ダイマックスする為)
ボルトロス、ランドロスの改良を考えた時に1番に対策を考えるのがガオガエン。そのガオガエンに強い水ウーラオスを考えた。さらに後述する選出パターンで困っていた初手このゆびトリルの最後の枠としてタスキ持ちも探しており、ウーラオスであれは適任だと感じた。
選出段階でレイスポスが見えるとガオガエンが初手に選出される確率が高いと考えており、初手でウーラオスと合わしたかったがガオガエンの猫騙しによって破壊されることは予想できた。
そこで猫騙しを止めるべくサイコメイカー持ちのイエッサンを考えた。イエッサンではあれは猫騙しを封じることができ、トリックルームの天敵であるモロバレルにも強く出れるので適任だった。さらにはこのゆびとまれでのトリックルームサポートもできるのでこの構築での役割がしっかり持てることによりイエッサンの採用を決めた。
個別解説
S14と同じポケモンは所々引用しています。
レイスポス@こうかくレンズ
おくびょう くろのいななき
175-x-80(4)-197(252)-100-200(252)
バークアウト
おにび
まもる
基本的に初手選出。苦手相手にもバークアウトやおにびを入れサマヨールのトリックルームに繋げる役目。特徴が持ち物のこうかくレンズ。きあいのタスキと迷ったが初手でおにびの選択も多く、おにびを外すと負けるケースが多いのでこうかくレンズとした。おにび又はバークアウトを入れればレイスポスが生存することも多かったのでこうかくレンズでよかったと思っている。使用感は抜群によかった。ちょうはつとまもるでも迷ったがトリックルームは大歓迎でありそこまでちょうはつの必要性を感じなかったためまもるの採用とした。耐久については期待してないので雑に扱い、後ろに繋げる意識をしていたことも使用感の良さに繋がった。
イエッサン♀@ナモのみ
れいせい サイコメイカー
177(252)-x-86(4)-161(252)-125-81(最遅)
ワイドフォース
マジカルフレイム
まもる
サイコメイカーにより猫騙しや悪戯心のちょうはつを封じることができた。
役割的には耐久振りの方がいいと思うが、居座りターンが長くなってしまいトリックルームのターン消費してしまうのことを1番に避けたかった為、耐久はH振りだけとした。ワイドフォースの火力が欲しいことと、フィールドは必ず取りたかったのでれいせいの最遅とした。
技構成についてはワイドフォースとこのゆびとまれは確定とし、マジカルシャインの採用も考えたがナットレイに対して役割を持たせたくマジカルフレイムとした。対ウーラオスの時にマジカルシャインにしておけば良かったと感じたことがかなりあったのでマジカルシャインでいいと思う。
まもるの使用回数のあまり多くなかったのでまもるの枠にマジカルシャインでもいいかも知れない。
トゲキッス@ソクノのみ
おだやか きょううん
189(228)-x-115-140-177(204)-110(76)
あくび
まもる
初手にレイスポスと選出しあくびを入れる。あいてのダイマックスポケモンにあくびを入れることができれば大きく勝ちへ近づく。レイスポスが落ちた際はこのゆびとまれでトリックルームの補助をしてもらったので役割として結構多かった。耐久が優秀なのでしっかりと役割を果たしてくれた。S14では+1上昇でウーラオス抜きとしていたが、必要性を感じなかった為、B振りへと変更した。苦手なレジエレキに対しても積極的に選出した。ソクノのみなのでエレキネットでは大きなダメージは入らずそこまで不利とは思わなかった。レジエレキによって使用率は減ったが個人的にはまだまだ環境で戦える能力があると思っている。
ゆうかん ビーストブースト
168(252)-201(252)-231-x-122(4)-29
ジャイロボール
ボディプレス
本構築のダイマックスエース。全ての試合ツンデツンデでダイマックスしていった。個体について、さみしがりツンデツンデによるビーストブーストでA上昇も考えたが、じゃくてんほけん型のツンデツンデにはビーストブーストでBを上昇させるほうが強いと感じた為ゆうかんのツンデツンデとした。もともとさみしがりツンデツンデでB個体を下げるのが勿体ないと思っていた。じゃくてんほけんでA2段階上昇した後にダイスチルで相手をワンパンし、B2段階上昇する流れが強かった。対ブリザポスには一見有利と思われるがブリザポスがダイアースをもっている為そこまで有利とも考えていない。ただB上昇した状態であれば有利対面だと思っている。特殊耐久が少し気になるがそこはダイロックの砂でカバーしていった。このダイスチル、ダイロックがタイプ一致で打てるのがツンデツンデの強さだと思う。Sについては個体値31下降で最遅サマヨールより2早い数値となるのでじゃくてんほけん起動のために個体値31とした。また下記のサマヨールでトリックルームをした際に自分の場にトゲキッスとサマヨールの場合、場持ちが良いのでトリックルームターンが無駄になってしまうことがあった。そこで自らトリックルームを選択してトリックルームターンを無駄にせずダイマックスしていける点も強かった。
のんき おみとおし
147(252)-90-183(132)-x-166(124)-27※最遅
じならし
サイドチェンジ
ツンデツンデのじゃくてんほけん起動、トリックルーム要員。じゃくてんほけん起動にはやはりサマヨールが優秀であった。技構成について最初はサイドチェンジではなくいたみわけを採用としていたが、後発サマヨールにいたみわけは必要と感じなかった。さらにツンデツンデが狙われる際のサイドチェンジがかなり強かった。じならしを後はナイトヘッドで削るかサイドチェンジで透かすことができるので改めて優秀なポケモンだと感じた。
ようき ふかしのこぶし
176(4)-182(252)-120-x-80-163(252)
すいりゅうれんだ
まもる
本構築のタスキ枠。技構成については基本的なウーラオスの型とした。水ウーラオスの良さとしてはガオガエン、ランドロス、悪ウーラオスに強いこと。選出段階で残り1匹に迷うことなく選出できるので安定感は変わらず良かった。
選出パターン
基本選出となる。
初手でレイスポスのバークアウトorおにびで相手のダイマックスポケモンを封じ、隣のポケモンにトゲキッスのあくびを入れることを考える。その後、サマヨールでトリックルームを展開し、じならし弱点保険ツンデツンデで全抜きをする。
例)
ボルトロスは特殊型の可能性もある為、レイスポスのおにびをランドロス方向。ボルトロス方向にトゲキッスのあくびを入れ崩壊させる。
※ラムのみはキツい
相手目線としてこのゆびとまれを意識しダイアシッドをトゲキッスに打ってくる事が多いので、下からレイスポスのバークアウト、フシギバナ方向にあくびを入れる。
この初手でレイスポスが倒された場合、次ターンにこのゆびとまれでフシギバナの攻撃を貰い、上からツンデツンデのダイロックをコータス方向へ。
レイスポスが倒されなかった場合、トゲキッスの生存を優先しながらレイスポスでコータスを削る。
ガオガエンが初手で選択されそうな場合やエルフーンを封じたい場合の選出。
ガオガエンがいる場合必ずこの選出をするのではなく、相手の構築の初手ガオガエンが重く感じた時の選出となる。
ガオガエンがいる場合でも基本選出することもあるので相手の構築を見ながら選出していく。
or
初手からこのゆびトリルを通していく選出。
基本選出でセキタンザンやレジエレキのエレキネットなどで崩壊されそうな時に選出することが多かった。
例)
セキタンザン構築
サマヨール+トゲキッスを選出。セキタンザン方向へあくびを選択しトリックルーム展開へ。
トゲキッスがキョダイフンセキで落とされる場合は次のターンにじならし展開。
サマヨールが狙われる場合はサマヨールが耐えるのでトリックルーム展開+セキタンザンへあくびが入るので次ターンにこのゆびとまれ+サマヨールをツンデツンデにバックし、ツンデツンデ+サマヨール展開へ持っていく。
決まった相手への選出パターンは多くないがほとんど基本選出となる。
その基本選出がキツい時だけ展開を考えながら選出していった。
レジエレキは基本的に選出されるのでどういった展開で落としていくかを軸に考える。
※基本選出でも対応可。
重いポケモンとして、レジエレキ、モロバレル、ナットレイ、レジスチルなどであったが勝てないことはなかったのでプレイングでカバーしていくことも多かった。
おわりに
久しぶりの全国ダブルは色々な構築と当たる事ができ最高に楽しかったです。
ちょくちょくYouTubeで放送しているので、良ければ見に来てください。
https://youtube.com/channel/UC7zDZe65hWAlFjZjheHE3eg
次のシーズンでは新たな構築を探しながら潜ると思いますが、勝てなかったらこの構築でやってきいますw
最後まで見ていただきありがとうございました。
今度は50位以内を目指して頑張っていきたいと思います!!