S6 ダブル 最終65位【ポケモンSV】

 

こんにちは。

S6にて最終65位になった構築を記事にしたいと思います。

 

剣盾の頃はたまに構築記事を書いており、最近振り返るとその時の思考などを振り返れるのでかなり有効であると気付きました。

あまり書くつもりもなかったのですが、せっかくなので残していこうと思います。

 

 

使用構築はこちら

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それでは本題へ

 

構築経緯

レギュレーションCが始まる前から強いことはみんな知っていたと思うが、自分もパオジアン、カイリューを使いたいと思っていたのでパオジアン、カイリューを軸にすることにした。

 

ファイアローについてはレギュレーションC序盤から使用しており、追い風の通りがよく上から殴るのが単純に強いと思ったので使用を決めた。また追い風によりカイリューの高火力を上からぶっ放せるのが強いと感じたため。

 

ファイアローとの初手選出でのポケモンを探していたところ、初手性能が高く特性『どくげしょう』という壊れ特性により相手の後続のタスキ持ちにも対処し易いと感じ採用を決めた。さらに地面技を後ろのカイリューで透かすこともできるので相性の良さも感じていた。

 

主にパオジアン、カイリューが苦手な相手に選出できるポケモンを考えていた。パッと思い浮かぶんだのはアーマーガア、ドータクン等の耐久戦に持ち込まれる相手。威嚇入り構築等

コノヨザルであれば積みながら回復もできるので、耐久戦でも戦えると思ったので採用した。

 

最後の枠としてはトリックルーム対策として草テラステツノカイナを採用していたが、選出する事が少なく構築に合っていなかった。また上記の並びではサーフゴーは抜群にキツイのでディンルーを採用した。またコノヨザルと組ませることによって巻き込み地震でふんどのこぶしの威力上げることもできるので最後の枠としてディンルーがハマった。

 

個別解説

コノヨザル@たべのこし テラス水

いじっぱり やるき

208(180)-154(36)-102(12)-x-141(244)-115(36)

ふんどのこぶし

ドレインパンチ

ビルドアップ

まもる

 

調整はペンギンさんが使用していた、Dに厚く振った調整を真似しました。文句の付けようがないレベルの使い易さ。

主な役目としてパオジアン、カイリューが苦手な相手に選出。当然ではあるがパオジアン、カイリューの通りが悪くなってきたので選出も多かった。また雪パにも選出することが多く、ドレインパンチを選択する事も多い。雪パ相手にはビルドアップを積みながら戦いたいがテツノツツミのアンコールがあるので相手を見ながら積んでいく。トリルパにもディンルーと合わせると強いのでほぼ毎回選出。テラスタルはダメージを多く受けそうなときに切っていき、切り返していく。

 

カイリュー@こだわりハチマキ テラス飛行

いじっぱり マルチスケイル

195(228)-204(252)-115-x-120-104(28)

しんそく

ドラゴンクロー

アイススピナー

テラバースト

 

テラスタイプについてはノーマルより飛行テラスの方が強いと思っていたので飛行テラスでの採用。主な強い理由としてはヘイラッシャにより多くのダメージを入れられるのが1番大きい。またしんそくでこだわるとゴーストタイプに何もできないのが辛いので飛行テラスが良いと感じた。

技はほとんどしんそくかテラバーストしか選択しなかった。アイススピナーはテラスを切らなかった場合のハバタクカミ相手を想定。たまに選択する場面があった。

構築のコンセプトである追い風下での最重要ポケモンであり、かなりの火力を出してくれる。Sは追い風下でテツノツツミ抜き。型にハマれば簡単に勝てるが威嚇などはキツく、こだわりハチマキの使い方も簡単ではなかった。性格については精神力で怯み、威嚇ケアも良かったと思う。

 

ファイアロー@こうかくレンズ テラス霊

いじっぱり はやてのつばさ

185(252)-117(44)-109-3(140)-x-90(4)-115(68)

ブレイブバード

おいかぜ

ちょうはつ

おにび

 

持ち物は鬼火を外すことがポケモンで1番ストレスである為確定。

まもるが欲しい場面がめちゃくちゃあったが、外せる技がないため見送った。ちょうはつは主にモロバレルに打ち、メンタルハーブ持ちもたまにいたが結構通りは良かったと思う。

調整についてはふれいむさんのキバアローの構築記事を参考にさせていただきました。

https://twitter.com/yurishachiVGC

自分ではファイアローを耐久振りにする考えがなかったが、ファイアローの1ターン目での即死が極端に少なくなり初手ポケモンとして安定した。

追い風後もおにび等役割が多いので、この耐久振りは自分の構築にもピッタリだった。

Sについて追い風下で+1テツノツツミ抜きまで振った。テツノツツミにブレイブバードを打つ盤面が多かったのでテツノツツミ抜きは必須であった。

ラスタルは相手の初手がパオカイの場合は積極的にテラスタルしていった。しんそくを透かすことができれはほぼ勝ちに繋がった。追い風後におにびをパオジアンカイリューのどちらかに入れらるのでかなり有利に進めていける。

 

パオジアン@きあいのタスキ テラス氷

いじっぱり わざわいのつるぎ

155-189(252)-100-x-86(4)-187(252)

アイススピナー

せいなるつるぎ

ふいうち

まもる

 

ようきパオジアンのふいうち耐え調整しているハバタクカミが多いと思ったので、いじっぱりでの採用。同速は負けるのでオススメはできないが、追い風を考えると準速でもいいと思う。

技については普通のパオジアンなので詳しくは割愛。

テラスタイプについては完全に妥協している。ゴーストテラスの方がいいのは確実なので真似はしないでください。

キラフロル@とつげきチョッキ テラス草

ひかえめ どくげしょう

190(252)-x-111(4)-200(252)-101-106

ヘドロばくだん

パワージェム

エナジーボール

だいちのちから

 

ファイアローとの初手に選出する。

追い風ありきの構築であるため、キラースピンで毒ダメージを少しずつ削るよりもヘドロばくだんで相手にダメージを与える方が構築に合っていると考えヘドロばくだんを採用。

この選択はかなり良くハバタクカミ等にも大きな打点となっていた。追い風下でのヘドロばくだんは強力であり、追加効果の毒を引いてアドバンテージを取れることも多かった。

またオーロンゲ相手にはオーロンゲがミストフィールドをしてくれるケースが多かったのでほとんどの試合勝てたと思う。

初手でテラスタルを切るケースも多く、地面技を草テラスで受け、どくげしょうを発動していくパターンが強かった。一致でのエナジーボールによってヘイラッシャやディンルーへ良いダメージを与えれたので初手ポケモンとしてかなり優秀であった。

 

ディンルー@ぼうじんゴーグル テラス水

しんちょう わざわいのうつわ

262(252)-130-152(52)-x-138(204)-65

じしん

ヘビーボンバー

じわれ

まもる

コノヨザルを選出時に選出。

Aを無振りにしているのでコノヨザルのふんどのこぶしの威力を上げる役割もあった。

ディンルーのわざわいのうつわにより隣のコノヨザルの耐久が大きくあがるのでいいコンビであった。構築的には最後の枠に埋まった形となったが選出時はいい働きをしてくれた。モロバレルからのキノコのほうしもぼうじんゴーグルによって強気にいけるのでトリックルーム構築には積極的にコノヨザルと選出した。

またどうしようもない時はじわれを連打します。

ディンルーが倒されたくないケースもあるのでその場合はテラスを切り弱点をカバーしていった。

 

選出パターン

 

基本選出

基本の選出は上記4匹となる。

追い風後、ファイアローとキラフロルで相手にダメージを与えながら後ろのパオジアン、カイリューで決めるイメージ

キラフロルが地面技などで即死しそうな場合や相手のイルカマンが初手から突っ張ってきそうな時はキラフロルでテラスタルしていきます。

イッカコノヨに対しても基本選出でOK

 

第2選出

基本選出の通りが悪い時の選出

威嚇によってサイクルされそうな時等はコノヨザル、ディンルーの方が戦い易い。

またパオジアン、カイリューで苦手な雪パにもコノヨザル、ディンルーを選出。

基本選出よりスピード感はないが、トリックルーム構築などにも強い。

 

VSバンギルガン

バンギルガンの時は初手コノヨザルでテラスタルしながらルガルガン集中していく。

後ろのキラフロルが砂の恩恵を受けれるので有効活用していく。

最後はパオジアンで締めるイメージ。パオジアンを出す時は砂が終わっている時に出したい。

 

キツい相手

サーフゴー

かなり重い。ディンルーで立ち向かっても火力が足りず積まれてしまう。キラフロルもテラスを強要されるのでかなり苦戦したポケモン。見たくない。

 

セグレイブ

おにびを入れれば対処しやすいが鬼火が無効であり、火力、耐久があるので処理するのに手こずった。また死に際のこおりのつぶてが痛い。

ただ戦い方によっては十分勝てる相手なのでプレイングが重要。

 

テツノカイナ

そこまで苦手ではないが何かと負けた印象。

テツノカイナへの打点が少ないのが原因だと思う。セグレイブ同様勝てない相手ではない。

 

 

 

以上、こんな感じでレギュレーションCを戦っていました。

レギュレーションDでも楽しくポケモンができるように頑張ります!!

また当たった人は宜しくお願いします!!

 

S1 ダブル 最終192位【ポケモンSV】

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S1 ダブルバトル 最終192位

 

 

 

 

 

この構築の勝ち方

【グレイシアで全て避け、全て凍らす】

以上。

 

 

 

グレンアルマ れいせい

190(236)-x-120-164(252)-103(20)-72※最遅

 

イエッサン のんき

177(252)-x-127(244)-115-127(12)-81※最遅

 

グレイシア ひかえめ

172(252)-x-130-200(252)-115-70

 

ヘイラッシャ いじっぱり

232(52)-167(252)-136(4)-x-110(200)-70

すいません、なんか振り方間違えてます。

 

ユキノオー ひかえめ

165-100-96(4)-158(252)-105-112(252)

 

シャリタツ おくびょう

143-x-81(4)-172(252)-115-147(252)

 

 

うえすとオフ優勝構築【ポケモン剣盾】ダブルバトル

こんにちは。

先日行われた、うえすとさん(@WestGleen )が主催のうえすとオフにて優勝することができました。

まずは開催して下さったうえすとさんありがとうございました。

 

まさか自分が優勝できると思わなかったので記念に記事にしたいと思います。

あまり参考にならないと思いますが、最後まで見ていただけると幸いです。

 

それでは本題へ。

使用構築

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構築経緯

【PJCS2021予選 最終15位】蒼龍革命│リバティノート (liberty-note.com)

ふれいむさん(@yurishachiVGC)の構築がバトルレジェンドルールにて非常に使いやすく使用させていただいていました。ありがとうございました。

その中で私の実力不足もあり、相手の伝説と殴り合った際のサンダーに対して火力面、耐久面に少し不安を持っていました。

そこでサンダーのところにイベルタルを置いたら強いのではないかと感じたのがこの構築を組んだ理由です。

ほとんどこの時点で完成していた気はしています。

基本選出であった上記4体はこの時点で確定。

 

モロバレルの採用についてはトリックルームに対して不安があった為です。

トリックルームを貼られるとキツい構築にはしたくないので、ある程度対策ができるモロバレルを採用した。

 

ここの枠については最初はゴリランダーを採用していた。ゴリランダーの採用理由としはカイオーガに対して打点を持っている為です。

しかしこの枠をゴリランダーにしてしまうとレジエレキが重すぎる。

本構築のS操作としてはイベルタルのダイジェットとオーロンゲのこうこうのしっぽトリックのみ。イベルタルはもともと素早さの高いポケモンではない為、相手の早いポケモンにS操作をされると中々追い越すのが難しい展開となる。レジエレキ初手が絶望的にキツい。そこでレジエレキに強く出れるランドロスの採用とした。またザシアンへのいかく要因も担ってもらいたかった。

 

個別解説

 

ザシアン@くちたけん

いじっぱり ふとうのけん

182(116)-244(252)-135-x-135-186(140)

きょじゅうざん

せいなるつるぎ

みがわり

まもる

禁止伝説ルールで最も強いポケモン。採用理由は強いため。

技構成についてはきょじゅうざん、せいなるつるぎ、まもるは確定しており、じゃれつくも考えたがあまりほしいと思う場面もなかった為みがわりの採用とした。みがわりが役立つ試合はかなり多くこの技構成はシンプルでかなり使いやすかった。

素早さに関しては+1でレジエレキ抜き

ミラー対面は負けがほとんどだったので最速にしようと考えたことは何度もあった。最速でも問題ない。むしろ最速の方がいいかもしれないが、少しでも耐久に振りたかったのでこの配分となった。

 

イベルタル@いのちのたま

ひかえめ ダークオーラ

201-x-116(4)-201(252)-118-151(252)

あくのはどう

デスウィング

ねっぷう

まもる

最速ではなく、最高火力での採用。

環境にいたザシアンについては下記のオーロンゲのねこだましとダイバーンを合わせてほとんど落とせた。もともと早くないイベルタルを最速で使用するより火力重視での使用の方が活かせると考えた。

案の定ダイアークではかなりの火力が出るのダイジェットで上を取った後は止まらないことが多く強かった。

技構成についてはこの4つで不要な技がないので確定していた。

 

オーロンゲ@こうこうのしっぽ

しんちょう いたずらごころ

202(252)-140-86(4)-x-139(252)-80

イカサマ

ねこだまし

うそなき

トリック

HDオーロンゲ。ザシアンのきょうじゅんざんで死にまくったが特殊相手には良い耐久をみせてくれた。カイオーガにもしおふきを耐えてくれたりと仕事量が多かった印象。

技構成についてはうそなきとイベルタルの相性がよく、ダイマック相手でも一発で倒してくれることが多かった。イカサマについてもイベルタルのダークオーラによって威力が増し良い働きをしてくれた。こうこうのしっぽでチョッキを貰うことも多いのでイカサマを打つ場面は多かった。

ねこだましについては変更してもいいと考えてが、初手ザシアンへ有効だったのでそのままの採用となった。

 

ウーラオス@きあいのタスキ

ようき ふかしのこぶし

175-182(252)-121-x-80-163(252)

あんこくきょうだ

インファイト

ふいうち

まもる

白バドパルキアに対してダイマックスを使用するのでキョダイの姿ではなく通常のダイマックスで使用。この構築のスイーパーとして使用していた。個人的にはこの8世代で一番使いやすかったポケモンはウーラオスだった。技構成、持ち物についてはどこにでもいるウーラオスを使用。

 

ランドロス@しろいハーブ

ようき いかく

165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)

じしん

そらをとぶ

いわなだれ

まもる

対レジエレキに対して仕事をしてもらいたく採用したポケモン。選出的にはあまり多くなかったが採用後レジエレキにダイサンダーを打たれるケースが減ったのでそれだけでも十分だった。多分もっとランドロスを上手く使えると選出の幅が広がるのでもっと積極的に選出しても良かったかも知れない。

 

モロバレル@オッカのみ

なまいき さいせいりょく

219(236)-x-105(116)-105-132(156)-31※最遅

ヘドロばくだん

キノコのほうし

いかりのこな

まもる

トリル対策ポケモン。トリル構築相手にはほぼ選出。また初手ダイマカイオーガにもよく仕事をしてくれるので選出の際の仕事ぶりは見事。あまり見なくなったヘドロばくだんはミラー対面でみがわりバレルに打ちたかった為。このヘドロばくだんは使用回数も多くいい構成だった。

 

選出パターン

基本選出

こちらが基本選出となる。

イベルタル、オーロンゲで荒らした後にザシアン、ウーラオスで処理していくイメージ。

オーロンゲの技構成上、やる事がない盤面がたまに出てくるのでその際は積極的にバックして後ろのポケモンにダイジェットを乗せることを意識する。

困ったらこの選出をしていたが、大きく不利と感じることがなかったので使いやすい方だと思う。

 

例)グラ、リザ

イベルタル→ダイウォール

オーロンゲ→リザードンへトリック

リザードンイベルタルへキョダイゴクエンを打ってくれている場合は次のターンにうそなきダイジェットをリザードンに重ねる。

次にザシアンが出てきた場合も上を取れている。グラードンのがんせきふうじは避ける。

オーロンゲにキョダイゴクエンを打たれるケースが1番嫌だが、初手からオーロンゲにキョダイゴクエンを選択させる事はあまり多くなかった。

 

白バドパルキア

白バドパルキアには無類の強さを誇る。

ほぼ負けなかった。

 

ガオガエンパルキアの場合

ウーラオスパルキアへダイアーク

イベルタルあくのはどう

ガオガエンはほとんどウーラオスねこだましをしてくるのでウーラオスダイマックスし、ダイアークでパルキアを狙いそのままイベルタルで落とす。

この初動で相手のトリックルームプランを壊せているのであとはミスなく行動できれば勝てます。

 

イエッサン、パルキアの場合

ウーラオスモロバレルへ交代

イベルタルパルキアへダイアーク(このゆびとまれでもOK)

次のターンにモロバレルでイエッサンを落とし、再びダイアークでパルキアを狙う。あとはモロバレルで相手を眠らしながらザシアン、ウーラオスで締める。

 

決まってる動きはあまりないが、上記の動かし方は安定していた。

 

苦手な相手

カイオーガ、ザシアン(欠陥構築)

特にカイオーガダイマックスされるとキツかった。ダイマカイオーガを落とす術があまりないので、カイオーガダイマックスを枯らすことを優先とする。その為にイベルタルのダイバーンは活躍した。

必ずしも負けるわけではないのでプレイング次第では勝てる試合も普通にある。

 

ボルトロス、ザシアン(欠陥構築)

初手ねこだまし、ダイバーンをするがザシアンにまもられるケースは当然多く、そのままボルトロスにダイジェットされるとキツい。ボルトロスへこうこうのしっぽを渡してザシアンで頑張る。ザシアンにまもられなければほぼ勝ち。

 

パッと思い浮かぶ選出はこんな感じでした。

まだまだ使用者によって可能性はあると思うので良ければ使って貰って遊んでみて下さい。

 

自分は今期のランクマも潜ることはないと思います。

オフ会で優勝できたことによってこの構築も少しは使えるのかなと思えたことが良かったです。

 

以上、最後まで見ていただきありがとうございました。

またこのルールで構築を作れるように来シーズンから取り組んでみたいです。